有限会社 デザインオフィスキクコ 

代表取締役 冨田 紀久子

 

香川県高松市鍛冶屋町生まれ。

 

1972年、鉛筆1本でデザイン会社を創業して今年で42年。

デザインという分野は、これからだと感じる。

 

未知の世界を切り拓く気概で、香川県の高松市立第一高等学校から東京の女子美術大学へ進学。

宇高連絡船で瀬戸内海を渡った18才の春。

 

‘香川でデザインの専門教育を’との、当時の金子正則香川県知事の要請で帰郷した22才の春。

グラフィックデザインの教育者、現役のグラフィックデザイナーとして、

デザインを一つの確立した業界へと歩みを進める日々だ。

 

これまで数限りない仕事をさせていただいた。

初仕事は「沖縄の本土復帰記念」をコンセプトに6枚のイラストで綴ったカレンダー。

 

トータルデザインをさせて頂いた地元飯山町のカフェレストラン「マーメイド」は、現在の仕事スタイルの礎となる。

ネーミング、ロゴ・マーク、建物、内装、看板、マッチ、灰皿などすべての工程に携わらせていただいた。

 

小学校・中学校5校が統合された「高松第一学園」の校章デザイン。

未来を担う子ども達とともに輝きを放ち続けるだろう。

 

2014年は15年来構想してきた「借耕牛(かりこうし)」の絵巻物を描きあげた。

阿讃の峠を往環し、農業に貢献した牛と人の物語だ。

250年続き、役目を終えたこの史実を記録し、伝えてゆくのもライフワークのひとつ。

 

デザインの世界は 広く、深く、面白い。

 

 

冨田 幸宏

 

香川県丸亀市川西町生まれ。

 

高校2年生より、絵を描き始める。

玉川大学文学部芸術学科美術デザイン専攻 卒業。

1997年 油絵を始める。

 

個展

1998年 ギャラリー愛

2002年 タイムビーンギャラリー

2008年 善通寺市美術館

 

グラフィックデザイン

競艇用カッパ制作

その他

デザイナー紹介